公認心理師 実践ガイダンス 全4巻

全4巻そろって刊行!

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

養成カリキュラムに準拠 —- 資格取得後に必須となる「五分野」包括ポイント
知識より大切な実際のカギ —- 社会で役立つために「四業務」横断の広角ヴュー
現場直結の実践ケース検討 —- さまざまなシーンに応じて臨む“複眼”的スタンス

★各巻[理論編]従来の概論を超えて「各種現場にそった」アドバンスト講義
★各巻[実践編]“複数角度”から光をあてる「紙上スーパーヴィジョン」

公認心理師 実践ガイダンス 全4巻

野島一彦・岡村達也 監修

発行:木立の文庫

各巻:
A5判並製
平均168ページ
2,700円+税
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(最寄りの書店・ネット書店に在庫がなくお急ぎの場合)

各巻のご案内

1.心理的アセスメント

橋本忠行・酒井佳永 編著

新井雅・菅野恵・小坂守孝・野田昌道 著

2.心理支援

小林孝雄・金子周平 編著

有村達之・井上直子・井上雅彦・内海新祐・奥田眞・神村栄一・工藤晋平・園田雅代・高橋美幸・竹田伸也・田村隆一・中島美鈴・永田忍・羽間京子・日高崇博・真澄徹・八巻甲一・山科満 著

3.家族関係・集団・地域社会

布柴靖枝・板東充彦 編著

上手幸治・北島歩美・坂中正義・坂本憲治・髙橋紀子・高松里・髙松真理・藤信子・前場康介・三谷聖也・向笠章子・村尾泰弘 著

4.心の健康教育

松本剛・宮崎圭子 編著

会田龍之介・伊東文ヱ・稲次一彦・井利由利・梅澤志乃・衞藤真子・寺戸武志・野田哲朗・樋口純一郎・丸山陽子・遊間義一 著

内容紹介
国家資格としてスタートした公認心理師制度。これが実社会のなかで効力を発揮するためには、養成カリキュラムで/を経たのちに、あるいは資格取得プロセスで/取得後に、いかにして「実社会でのニーズ」に即した“知”と“経験”を積み上げてゆくか? に懸かっています。そうした「実践知」蓄積の第一歩として、本シリーズは編さんされました。

実社会における“五つの分野”「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師〔創元社刊『公認心理師 分野別テキスト』全五巻などを参照〕には、“四つの役割”を果たすことが求められ、それが、ここに公刊される四巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。

複数の職種が連携し「実社会でのニーズ」に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? ――この四巻は、資格制度に組み込まれた“養成カリキュラム”に準じながら、これから公認心理師を目指す人/すでに活動している人に肝要な、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うために欠かせない「羅針盤」を提供します。

新しく出来た国家資格「公認心理師」制度。その養成カリキュラムに準じながら、公認心理師を目指す人/すでに活動している人に求められる、「実社会のニーズ」に応えるための知恵と経験則を、実践に即して提供します。

ページ見本

四つの巻を自在に往来するための道しるべとなる“クロス・レファレンス”が張り巡らされていて、マルチな角度から活動を点検できます。—-たとえば…《アセスメント》巻で出てきたこの心理検査法が《心理支援》ではどのように使われているのか? 《心の健康教育》ではどんな応用が可能なのか? というように、複眼視的に学ぶことができます。

随所にチェック・ポイント【現場への眼差】欄が設けられていて、机上での知識吸収に留まらない臨場感ある理解をお手伝いします。—-たとえば…「こんな場面で自分だったら…?」とか「こうした留意点は別場面でも…」というように、リアルにそしてアクティブに考えを広げることができます。ぜひ、独自のポイントを加えて講義でもお使いください。

ここがポイント
五つの分野「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師には四つの業務が求められ、 それがこの四つの巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。 複数職種が連携し“社会のニーズ”に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? この四巻は、公認心理師を目指す人/活動している人に、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うための「羅針盤」を提供します。

【監修者】
野島一彦
熊本県生まれ。九州大学教育学部卒業
九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学、博士(教育心理学)
跡見学園女子大学心理学部教授、九州大学名誉教授

岡村達也
新潟県生まれ。東京大学文学部卒業
東京大学大学院教育学研究科第1種博士課程中退
文教大学人間科学部教授

監修者「まえがき」より
2018年4月に公認心理師法に基づく公認心理師の養成がスタートした。……2018年は公認心理師の“現実化”元年と言ってもよかろう。ここに言う“現実化”とは、公的存在としての心理専門職の創出とその基盤となる法、公認心理師法の“実現”に続く段階として、その実体を確実に創出する道筋のことである。すなわち、「養成の充実」と「有為な公認心理師の輩出」、「職能団体の成熟」と「公認心理師の終わることのない技能の維持向上」を担保する道筋のことである。

この《公認心理師 実践ガイダンス》(全四巻)では、公認心理師カリキュラム等検討会『報告書』に準拠し、細かく丁寧に業務の方向性と内容を検討し、“四つの業務”について学べるようになっている。……読者には、これら編者ならびに執筆者とともに、あすの公認心理師の現実化へと歩を進められることを心から願っている。

執筆者からのメッセージ
▶“理論と実践のつながり”って、こういうことなんですね!
▶一人ひとりを大切にした心理的アセスメントの実践。
▶“多角的に見る”とはどういうことか? スローガンではなく「体感」で学べる類のないテキスト。
▶多くある公認心理師の本のなかで、本シリーズの意義、読めば実感できるはず!
▶事例をめぐる異種格闘技戦。
▶これまでこれだけオリエンテーションの違う臨床家が、これだけさまざまな領域の臨床ケースについて、同時にディスカッションしたことがあったろうか。
▶理論と実践は、このように結びつく。主要理論は支援の実際にどのように生かされるのか?
▶ひとつの“正しさ”を疑う人のために。
▶真に役に立つ公認心理師になるためのヒントが詰まっています。
▶知識の促成栽培ではない… この全四巻。
▶生まれたてなのに「リアルな公認心理師」がたっぷり詰まった一冊!
▶類書、無いのではないでしょうか。
▶公認心理師のテキスト、という位置づけを超えて、「臨床の本」として、存在感あると思います。
▶自らを俯瞰する視点を手に入れるために、格好の書です。
▶“心の健康教育”についてまとめられた本邦初の「理論と実践の融合図書」です。ぜひ、ご活用ください。
▶公認心理師が何をすべきか? の理念と実践が詰まった一冊です。
▶資格取得はスタートライン! 現場で求められるニーズと実践例を学べる本!四巻です。

〇詳しくは…
本の情報サイト:版元ドットコム(https://www.hanmoto.com/)にお立ち寄りください。
内容サンプルほかいろいろな情報がございます。

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トランスビュー※ 木立の文庫の商品は、トランスビューと鍬谷書店の取り扱いで納品します。
※ トランスビュー直接取引の条件は、他の商品とすべて同じです―返品随時可。
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公認心理師 実践ガイダンス 4.心の健康教育

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

4.心の健康教育

野島一彦・岡村達也 監修
松本剛・宮崎圭子 編著
会田龍之介・伊東文ヱ・稲次一彦・井利由利・梅澤志乃・衞藤真子・寺戸武志・野田哲朗・樋口純一郎・丸山陽子・遊間義一 著

発行:木立の文庫

A5判 並製
152ページ
2,700円+税
ISBN 978-4-909862-05-1
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【理論篇】
第1章 心の健康教育の現代的意義
第2章 心の健康教育としての心理教育
第3章 五分野における現状と課題
・保健医療分野/・福祉分野/・教育分野/・司法・犯罪分野 /・産業・労働分野

【実践篇】
第1章 保健医療分野における心の健康教育
・ペアレンティング心理教育の実践
・リワークデイケアの実践
第2章 福祉分野における心の健康教育
・母親へのストレスマネジメント
・ひきこもり支援と地域の場づくり
第3章 教育分野における心の健康教育
・学校における未然防止教育
第4章 司法・犯罪分野における心の健康教育
・性犯罪に対する心の健康教育
第5章 産業・労働分野における心の健康教育
・リワークプログラムの実際
・大学職員のキャリア発達に対する実践例

Vol.4 編者「あとがき」より
 ……このように見ていくと、先の公認心理師法に“心の健康教育”が明記されたことは、時代からの要請といってもよいでしょう。そして、公認心理師法にのっとって、編成された本書『公認心理師 実践ガイダンス 4.心の健康教育』も時代の要請、国民からの要請(つまり法律となって)といっても過言ではありません。
 今後、世界はますます「健康」「メンタルヘルス」に大きな関心を寄せていくでしょう。しかも、WHOが定義しているように、疾患モデルとしての「健康」「メンタルヘルス」ではありません(つまり、単に「疾病に罹患していない状態」だけではないという意味)。「身体的・精神的・社会的に良好な状態」という大きな概念として、世界はさらに強い関心を払っていくでしょう。それを受けて心理職はますます、疾病モデルではない、人々の“心の健康教育”に貢献することが求められていきます。
 本書は“心の健康教育”に関する理論と実践を学習できるよう編成されています。心理学を学んでいる方々、公認心理師を目指して学習を積んでいる方々にとって、本書が少しでもお役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。そして、その学習によって、上述した“心の健康教育”に貢献できる知識・スキルを持った心理職として活躍される一助になれたなら、そんな幸せなことはないでしょう。

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公認心理師 実践ガイダンス 3.家族関係・集団・地域社会

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

3.家族関係・集団・地域社会

野島一彦・岡村達也 監修
布柴靖枝・板東充彦 編著
上手幸治・北島歩美・坂中正義・坂本憲治・髙橋紀子・高松里・髙松真理・藤信子・前場康介・三谷聖也・向笠章子・村尾泰弘 著

発行:木立の文庫

A5判 並製
152ページ
2,700円+税
ISBN 978-4-909862-04-4
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【理論篇】
第1章 公認心理師が「家族関係」にかかわるために
第2章 公認心理師が「集団」にかかわるために
第3章 公認心理師が「地域社会」にかかわるために

【実践篇】
第1章 家族療法
・カップルセラピー(福祉分野)
・ソリューションとナラティヴ(教育分野)
・非行臨床における家庭の問題(司法・犯罪分野)
第2章 グループ・アプローチ
・精神科デイケア(保健医療分野)
・被害者支援グループ(司法・犯罪分野)
・復職支援グループ(産業・労働分野)
・エンカウンター・グループ(地域社会)
第3章 コミュニティ・アプローチ
・児童養護施設における取り組み(福祉分野)
・コミュニティとしての学校(教育分野)
・学校における緊急支援の実際(教育分野)
・被災地での支援活動(地域社会)

Vol.3 編者「あとがき」より
 ……家族関係・集団・地域社会との関わりにおいて必要とされる技術について改めて丁寧に考えてみると、習得すべき事柄の多さに圧倒されます。複雑な人間関係が入れ子状にかつ重層的に絡み合う状況をいかにアセスメントし、適切な介入をおこなうことができるのか。……
 私たち公認心理師は“センスの良い人”であるだけでは不十分なのだと思います。個々人が抱える心の困難を適切に捉え、かつその個人を取り巻く集団に対して適切に関わっていくことが求められるからです。このミクロとマクロを同時に視野に入れて対象者に関わる作業が、きわめて難しいのであり、これを公認心理師の専門性として捉えて研鑽を積む必要があります。
 ……「家族関係・集団・地域社会」に関わる専門的技術の教育に関しては、今後ますます洗練させていくことが求められます。また、資格取得後の生涯学習としても、これを専門的技術として適切に認知し、学び続ける手立てを考える必要があります。本書は、その学びのテキストとして一石を投じるもので、まさに執筆者・編者らからなる集団の協働作業の賜物として生まれたものです。

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公認心理師 実践ガイダンス 2.心理支援

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

2.心理支援

野島一彦・岡村達也 監修
小林孝雄・金子周平 編著
有村達之・井上直子・井上雅彦・内海新祐・奥田眞・神村栄一・工藤晋平・園田雅代・高橋美幸・竹田伸也・田村隆一・中島美鈴・永田忍・羽間京子・日高崇博・真澄徹・八巻甲一・山科満 著

発行:木立の文庫

A5判 並製
176ページ
2,700円+税
ISBN 978-4-909862-03-7
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【理論篇】
第1章 力動論に基づく心理療法

第2章 行動論・認知論に基づく心理療法

第3章 その他の心理療法
・人に向きあうアプローチ/・クライエント中心療法/・フォーカシング/・実存的アプローチ/・社会構成主義とナラティヴ・セラピー/・統合的心理療法/・表現療法/・日本で誕生した心理療法

【実践篇】
第1章 保健医療分野
・事例:力動論からのコメント/行動論からのコメント/その他の視点からのコメント
第2章 福祉分野
・事例:力動論からのコメント/行動論からのコメント/その他の視点からのコメント
第3章 教育分野
・事例:力動論からのコメント/行動論からのコメント/その他の視点からのコメント
第4章 司法・犯罪分野
・事例:力動論からのコメント/行動論からのコメント/その他の視点からのコメント
第5章 産業・労働分野
・事例:力動論からのコメント/行動論からのコメント/その他の視点からのコメント

Vol.2 編者「あとがき」より
 本書は〈公認心理師カリキュラム等検討会〉の報告書に基づき、大学院の科目「心理支援に関する理論と実践」に含まれる内容に対応している。力動論、行動論・認知論、その他の心理療法という枠組で、各種の理論を解説している。ここまでは従来のスタイルと大きく違いはない。しかしその中身をよく読んでほしい。
 【理論篇】の各著者は、その専門とする理論を解説しながらも、その理論に固執していない。そうではなく、理論を手段としていかに支援をおこなうかという実践的な記述、他の理論や概念を取り入れた記述がなされている。常にクライエント(新しい用語を用いるならば、「支援を要する者」)の支援をいかにおこなうかを考慮している。……このように理論よりも“実践”に重点がおかれるのは、本書の著者が皆、「ほんとうに役に立つ支援は何か?」に関心を寄せているためであろう。
 【実践篇】になると、その傾向はさらに明確なものになっている。三つの理論的立場からのコメントのなかでも“理論”は脇役であり、主役は事例(著者の経験から創作された架空事例を含む)とその事例提供者、そして理論を拠りどころにしている心理支援の実践者たちである。……心理支援において必要となる知識・知恵が、各理論的立場より出て、実践領域ごとに再構成されつつある様相が、本書全体からは感じ取れるのではないかと思う。

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公認心理師 実践ガイダンス 1.心理的アセスメント

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

1.心理的アセスメント

野島一彦・岡村達也 監修
橋本忠行・酒井佳永 編著
新井雅・菅野恵・小坂守孝・野田昌道 著

発行:木立の文庫
A5判 並製
184ページ
2,700円+税
ISBN 978-4-909862-02-0
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【理論篇】
第1章 心理的アセスメントの考え方
・心理的アセスメントのコア・コンピテンシープロセス—理解と支援をつなぐ生物心理社会モデル

第2章 相談・助言・指導などへの応用
・協働的/治療的なアセスメント
・情報の統合とケースフォーミュレーション
・「関与しながらの観察」と心理的アセスメント

【実践篇】
第1章 保健医療分野における心理的アセスメント
第2章 福祉分野におけるアセスメントと支援をつなぐ実践
第3章 教育分野におけるアセスメントの特徴と実践
第4章 司法・犯罪分野におけるアセスメントの実際
第5章 産業・労働分野におけるアセスメントの意義と実際

Vol.1 編者「あとがき」より
この四巻《公認心理師 実践ガイダンス》は「大学院後半のカリキュラム」を意識したものになっています。本書が大学院生にとって、①大学院での学びが現場での実践にどうつながるのかを理解できること、②さまざまな分野における心理的アセスメントのプロセスを具体的にイメージできること、③必ずしも一つの正解があるわけではない臨床実践のなかで「自分だったらどのようにするか」を考える練習ができることの助けになることを願っています。また大学院を修了し、現場に出始めたときや、ある分野から別の分野に転職するときなどにも、ぜひ活用していただきたければと思います。

……心理的アセスメントの実践には変わらないものもある……それは一人ひとりの違いを丁寧に理解し、思いやりをもって支援につなげる姿勢ではないでしょうか。
症状や行動など、人は表面に現れたものに目を奪われがちです。しかしながら同じような問題であっても、その背景にある心理は異なります。例えば……それぞれの理由に耳を傾け、個別的な事情を明らかにしていく。心理検査などの方法を用いることで、よりその人らしさを浮かび上がらせる。悪いことをする背景には、悲しみや寂しさの感情がある……。いわゆる「評価」ではなく、他者との比較でもなく、心理的アセスメントは対象としての個の「理解」を追求します。個人差への関心から始まった心理的アセスメントの、これからも変わらないところだと思います。

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