みんなのひきこもり

つながり時代の処世術

もしコロナ自粛がこれから数ヵ月、数年と続くとしたら…
コロナ禍による一億総「ひきこもり」化への警鐘!
「みんな」目線の同調圧力に負けず
集団のなかでうまく”ひとりで居る”処世術を探しませんか!

みんなのひきこもり書影
加藤 隆弘著

発行:木立の文庫

四六変型判 並製

224ページ

1,800円+税

ISBN978-4-909862-16-7

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コロナ禍で“巣ごもり”が日常的になって、外に出ない/リアルに会わない“新しい生活”が推奨されるような空気が漂っています。

そんな「ひきこもりノーマル」な時代に、どうすれば、焦げついた「苦しい」コンディションに陥らずに済むのでしょうか?
社会の“みんな”目線からくる窮屈さをどうすればいいのか?
集団のなかでも“ひとり”で居られるためのコツは?

九州大学病院の「ひきこもり外来」で、当事者や家族の支援活動に長年携わってきた著者と一緒に考えてみませんか。


編集部より
「わたしらしい“ひきこもり”を探して」という言葉をもとに、この本には次の三つの思いが詰め込まれています。

  • コロナ禍の《ひきこもりノーマル》社会で、自分や身近な人が「病的ひきこもり」に陥らない工夫を、ぜひいま!お伝えしたい!!
  • 長らく困難のなかにある《当事者・家族・支援者》と共に、ひきこもりから「脱出」する道を実際的に、具体的に探りたい
  • 多様な価値観が活かされる社会を目指し、集団のなかでも“ひとり”で居る術と、《健やかなひきこもりライフ》の道を…

根本的な「対応・予防」ガイドもさることながら、この本の一番の旨味は「“みんな目線”の同調圧力につぶされずに、自分の内側と向き合って生きていく」ための、次世代むけメッセージにあります。


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バンヤンの木の下で

不良外人と心理療法家のストーリー

ノンフィクション“追体験小説”

時は1970年代初頭、神戸からインドにおくられ、その祖父宅からも家出した非行少年エディは、like a rolling stone――転がり落ちる石のように――ヒッピーにハシーシを売りながらインド各地やネパール、中東を経て北欧まで自分さがしの旅へ。

しかし、ヘロインに手を出してからの墜落は早い。
犯罪、麻薬中毒の魔の手から人間復活のためにエディが選んだ道とは?

バンヤンの木の下で

池見 陽 著
エディ ダスワニ 著

発行:木立の文庫

新書判 並製
400ページ

価格 1,800円+税
ISBN978-4-909862-15-0

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――幼なじみアキラとの交差が描いた稀有なる“追体験小説”。

Akira Ikemiは、神戸のインターナショナル・スクールでEddyのおさななじみ。
別の同級生、早逝したスウェーデン・ハーフのTomから本書を手がけるように勧められ、Tomの通夜でEddyと再開。それから20年以上、本書と取り組んできた。

そんなAkiraは、心理療法「フォーカシング」で世界の第一人者で、米国カウンセリング・アソシエーションよりLiving Luminaryを任命され、日本人間性心理学会より学会賞を受賞している。世界が注目する心理療法家。


編集部より
この本には仕掛が盛りだくさんです!

    • 随所のQRコードから、この不可思議な“追体験”小説の謎を解く「特別映像」を視聴できます。EddyとAkiraの“交差”に、私たちの“交差”が誘われます。
    • 全篇にわたってfoot-note(脚註)が満載。当時1970年代の「時代の熱」「社会の空気」を今に再現する〈キーワード解説〉と〈photoレファレンス〉!
    • 装画家:まきみち氏が挿画イラストも提供。世界の文物や旅マップによって、私たちの“追体験”が肉づけられます。

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たましいの心理臨床

こころの水脈をたどって

困難を前に立ちすくむ人に、どのように出えるか?
このことを日々考えるのが《心理臨床》という営みです。
考えや感覚は別々でも、深いところで交わり重なるとき、“たましい”が響きます。
人との人との間をつなぐには、まず、こころの「水脈」を尋ねあてるところから……。

たましいの心理臨床
岡田 康伸 監修
菅 佐和子 編著

発行:木立の文庫

A5判 上製
264ページ

価格 3,600円+税
ISBN978-4-909862-14-3

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人はさまざまな場面で人に出会います。
友人との出会い、子どもと大人の出会い、別れの出会いもあるかもしれません。
こうした場で胸に手をあてると「こころ」がなにか呟いています。
そして出会いの呟きあいに耳を澄ますと、“たましい”の囁きが聞こえます。


編集部より
本書は監修者:岡田康伸先生の長年の功績と喜寿を祝うかたちで、日ごろ研究会で集う若手や中堅の臨床家が、おのおの大事に温めている〈心理臨床〉の営みと思索を開陳したものです。

多様な実践から紡がれた論考から浮かびあがったのは、岡田先生の師:故河合隼雄先生の教えがいまも深い”水脈”として滔々と流れて、地表へ染み出て“人の出会い”を潤している、という隠れざる現実でした。

みずからが監修し、記念に寄せられた論考に逐一、コメントが付されるという希有なスタイルにも、じつはこの流派の切磋琢磨の歴史が刻まれています。深層の心を「影(シャドー)」の視点から読み込み「ファンタジー」の創造に立ち会う、岡田康伸の深い眼差しにあふれた本です。


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エンカウンター・グループの新展開

自己理解を深め他者とつながるパーソンセンタード・アプローチ

人と人が“会う”ことが「あたりまえ」でなくなりつつある現代に一人ひとりが大切にされる“対話”を目指す、次代に向けた手引書。――カール・ロジャーズ提唱「パーソンセンタード・アプローチ」が受け継がれた知恵を結集しました。

エンカウンター・グループの新展開人間関係研究会 監修
伊藤 義美、松本 剛、山田 俊介、坂中 正義、本山 智敬 編著

発行:木立の文庫

A5判 スリーブ函入り
288ページ

3,300円+税

ISBN 978-4-909862-13-6
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学びの書――考え方と実践出会いの書――対話とメッセージ


人と人が「会う」「逢う」「遭う」(=encounter)、これは社会・世界のアルファでありオメガでしょう。その醍醐味はオンラインの瞬間にも「リアル」に生きていて、リモートにつながる場面ではなおのこと「今・ここ」の共有が欠かせないのではないでしょうか。

――本書では、人と人のあいだが「疎」になりがちな現代にあって、こころのケア/対人援助のシーンで、また社会(家庭や地域や職場ほか)や世界の諸側面で、根底となる“何をおいても人こそが大切”のスピリットを見つめなおし、それを現実に活かす術を探ります。

目 次

●学びの書――考え方と実践(ヨコ組み)

第I部 エンカウンター・グループとは何か?
第1章 エンカウンター・グループの概要とこれまで
第2章 エンカウンター・グループの構造とプロセス
第3章 エンカウンター・グループの今日的意義と適用
第4章 エンカウンター・グループと他のアプローチ
第5章 エンカウンター・グループの研究法と研究動向

第II部 エンカウンター・グループの多様な展開
第1章 エンカウンター・グループの諸側面
第2章 さまざまなエンカウンター・グループ
第3章 トレーニングとしてのエンカウンター・グループ
第4章 現代社会とエンカウンター・グループ

●出会いの書――対話とメッセージ(タテ組み)

第III部 エンカウンター・グループの未来を拓く
――学会賞受賞記念シンポジウムから
はじめに
シンポジスト1 人間関係研究会は、生きるエネルギーでした
シンポジスト2 時代とエンカウンター・グループ、そして変わらぬもの
シンポジスト3 エンカウンター・グループのこれからについて考える
指定討論 人間関係研究会の歩み五十年に寄せて
まとめ 次代への継承を期して
総括討論 エンカウンター・グループのフロンティアを探る

第IV部 一人ひとりの物語
――パーソンセンタード・アプローチの声をつむぐ


編集部より
本書は「人間関係研究会」50周年を記念して、パーソンセンタード・アプローチ(カール・ロジャーズ提唱)の考えと実践そして語りと対話を“二分冊合本”のスタイルでまとめています。

前篇《学びの書》は、エンカウンター・グループの入門から最新の研究・実践までカバーしています。

後篇《出会いの書》は、人と人が会うことの本質について、カウンター・グループの可能性について、個々のリアルな関わりに照らして書いています。

この両篇で、パーソンセンタード・アプローチの初歩から最新の知見、そしてこれからの展開まで理解していただけます。“人と人の出会い”のエッセンスを「縦横に」撚り合わせた画期的な本です。


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音楽が本になるとき

聴くこと・読むこと・語らうこと

“音楽の本”を人文書の
ひとつのジャンルと位置づけた編集者と考える
「リベラルな共同体」のつくり方

音楽が本になるとき
木村 元 著
発行:木立の文庫

四六変型判上製
184ページ

2,200円+税
ISBN 978-4-909862-10-5

 

 

音楽が本になるとき 裏表紙


音楽と読書の“感動”の源泉はここにあった

……そのとき、わたしたちは語り合っている。その音楽を、その本をふたりの前に置いて、ことばではできない親密な語らいが始まる。……彼 /彼女は、もう会うことのできない過去の人かもしれない。あるいは、 これから生まれてくる子どもたちかもしれない。……創り手と受け手のちがいや、時代をともにしているか否かにかかわりなく、わたしたちの 前に置かれた音楽や本は、わたしたちのどんな属性をも取り去って、親密な語らいを始めさせてくれる。

孤独だけどひとりじゃない

♪音楽を聴いていて思わず泣きそうになると、「あの人だったらどう感じるだろうか?と思う。本を読んでいてむくむくと勇気がわいてきたとき、「あの人にも読んでもらえたら……」と希う。

♪わたしにとって、音楽を聴いたり本を読んだりすることは、心のなかの誰かとの対話にほかならない。――そんなふうにして、音楽と本は、具体的な個人とセットになって……

※こちらのメッセージでふれられています【トークイベントin Tokyo & Kyoto】は延期となりました。新しく日時が設定され次第、弊社サイトほかでご案内いたします。愉しみにしてくださっていた皆様にはまことに申し訳なく…お詫びいたします


編集部より

“音楽を聴くこと”と“本を読むこと”はともに、「創り手」と「味わい手」が時空を異にしながら時間を共にしあう体験といるでしょう。そこに「もうひとりの味わい手」が加わって「三角形」が浮かびあがるとき、あたらしい共同体が生まれると著者は語りかけます。

音楽書を中心に旺盛な出版活動を展開する小出版社、株式会社アルテスパブリッシング。その出版物は「音楽書と人文書を融合。独自ジャンル創出」(『新文化』2017年6月15日号)と評されました。

本書は、“音楽の本”を人文書のひとつのジャンルとして位置づけた編集者・出版人が綴るエッセイです。また本書では、書き手と読み手、読み手と読み手を繋げて共体験の「三角形」をつくるために各篇にBGMをつけました。BGMはQRコードを読み込むことでスマホなどで楽しんでいただけます。


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(さらに…)

新島襄 英文来簡集

“手紙の人”新島襄 没後130年
同志社創設一世紀半―-時代と社会が映し出された文箱

愛と友情のことば

Dear J. H. Neesima …
およそ500通のLettersを翻刻

新島襄 英文来簡集
同志社大学人文科学研究所 編
発行:木立の文庫

菊判クロス装 函入り
592ページ

18,000円+税
ISBN 978-4-909862-09-9


彼が初めて船でボストンに着いたのは1865年7月でした。日本はまだ江戸時代、新島襄(にいじま・じょう)は齢にして二十一。その後、新天地で洗礼を受け、神学を修め、やがて準宣教師となった Joseph Hardy Neesima は、大勢の仲間たちの助けを得て「同志社」の礎を築きます。

その間、二度目の渡米時代も含めて、新島は現地のネットワークに助けられ、多くの友人と絆を温めながら手紙を交わし、学問や信仰について語りあいました。メールはもちろん電話もなかった時代の、唯一の交友ツール“手紙”には、近代から現代へと時代を創っていったワールドワイドな有志たちの意志と思索が溢れています。

そうした時代にあって、日本から新島へ手紙を送った友人たちは和文書簡の「候(そうろう)文」ではなく、英語でストレートに思いを伝えることを好んだようです。独立独歩のキリスト者・内村鑑三はその典型例でしょう。新島の勧めによってアーモスト大学に入学する以前の、煩悶する内村の書簡群が本書には収められています。

また、「同志社」最初期の生徒である下村孝太郎や中島力造の手紙も、読む価値が高いものです。そしてもちろん、この本には、現地で新島を支えた人々との交流模様が、ところ狭しと詰まっています。新島にとっての「アメリカの父」アルフィアス・ハーディー、アーモスト大学の教授で後に学長にもなった J.H.シーリー、イエール大学学長のノア・ポーター、アメリカン・ボードの書記 N.G.クラークからの手紙。なかには伊藤博文や森有礼の名前もあります。新島は「お姉さま方」に好かれたのも特徴で、ずっと新島を忠実に支えたドーチェスターのエレノア・ベーカーなどなど、彼・彼女ら から届いた、きわめて貴重な Letters は500通にものぼります。

学校法人同志社および同志社大学人文科学研究所が、この「同志社」設立の源流となる“来簡集”編纂に20年の歳月を費やして、ここに新たな金字塔が達成されました。

往年の成果『新島襄全集』全10巻〔同朋社出版, 1983-1996年〕を完結する本書は、半世紀近い「新島研究」の原点とも最終形ともいえます。ここに付されている膨大な【註】は、新島の仲間たちの等身大の息吹を伝え、全方向に張り巡らされた【索引】は、新島のネットワークの広さと厚みを感じさせます。

本書には、補足資料としてのみならず、時代・社会がにじむ精神誌としても、また生身の青春群像ノンフィクションドラマとしても、読者を惹きつけてやまない【付録】を収録しました。この40ページにわたるタイムトラベル・ガイド「新島襄の足跡を訪ねて」は、ボストンという社会が醸成した新島の思索と信仰の跡を、いまこの時代に鮮明に浮かび上がらせてくれます。これを手にして旅に出ませんか!


編集部より

新島襄は“手紙の人”でした

同志社の礎は友とのあいだで交わされた
“愛と友情のことば”のなかで醸成されてゆきました
500通にのぼる Letters が その時代精神を生々しく伝えてくれます

そうしてこの本は「同志社人」はもとより
近代史研究者また歴史愛好家にとって 必読の書となります

○ 書き手の息づかいを聴く【註】と新島の営みをあぶり出す【索引】
○ 当時の空気が蘇る【付録】旅行記「新島襄の足跡を訪ねて」収録!
○ 信仰・学問の精神史――英語の手紙こそが照射する素顔の新島襄

同志の絆はかくして創られる!


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箱庭ものがたり

こころの綴りかた教室

わたしたちは知らずと、周りに「適応」し「競争」し、常に「上昇」することを求められていないでしょうか? 他人と比べて焦ったり落ち込んだり、人間関係のストレスも。孤独は寂しいけれど、人と居ると息が詰まって「どこかへ逃げ出したくなる」……。
誰しも、「これがわたしの望んだ生活? わたしらしい生き方?」と、こころに “ 渇き ” や “ 疑問 ” を覚えることがあります。そんな日々に耐え続けると、心身が悲鳴を上げます。うつ状態になったり、からだが不調になったり……。

「溢れそうな思いをよくわかってくれる人に聴いてほしい」「気持を整理したい」といった思いも、多くの人が抱いているのではないでしょうか。そのような思いに応えた本書は、自分だけの “ こころの井戸掘り ” に親しんで頂くための、ささやかな試みです。
この本で紹介する《箱庭ものがたり》ワークでは、両腕で抱えられる程の木枠の「砂場」で、森や海や動物の“いのち”と交歓するなか、自然と “ こころとからだ ” が語りあいます。普段は胸に届かない「声」が受けとめられて、わたしだけのファンタジーが紡ぎだされます。

『箱庭ものがたり』菅佐和子編著
菅 佐和子 編著

発行:木立の文庫

四六判変型上製
200ページ
2,400円+税
ISBN 978-4-909862-08-2


 
 


心理カウンセリングや「教育・福祉・医療」分野で活躍している《箱庭(はこにわ)療法》(60×70cm四方の木枠〔内側は青色〕にサラサラの砂を敷き詰めて、そこに、沢山のなかから選んだ人形を置いていって、こころのシーンやストーリーを展開する技法)は、サンドプレイ(砂遊び)セラピーとして諸外国で重用され、日本でも心理療法や「こころのケアの現場でのコミュニケーション・ツール」として定評を得て、浸透してきました。

その伝統ある《箱庭》を、心理療法としての位置づけから広げ、一般的に展開させる試みが本書です。くわえて斬新なのは、砂の上にフィギュアを置くという造形に「おはなし」を添えることで、つくり手の「ファンタジー」がさらに豊かに表現される点です。

この《箱庭―物語法》もじつは長く実践・研究されてきたものですが、本書では、この「おとなの砂遊び」をもっと、誰もがアクセスできるワークとして知られることを目指します。ストレスの絶えない日々の生活に潤いをもたらす「こころの井戸掘り」体験を、六つの実例とともに易しく紹介するこの本を、ぜひ広く手にとって頂きたく思います。

(編集部)


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もの想うこころ

生きづらさと共感 四つの物語

共感の深みへの扉…
こころの出会いの場で
それは密やかに開かれる

人と“アッ、今こころが通った”という瞬間がありませんか?
そんな時のほんの手前に「相手のこころの包みが届いて、その紐をそっと解く」感覚はないでしょうか?
至高の《共感プロセス》ですね!
――本書では“内なる響きあい”に焦点をあて、私たちがどうしても/いつも抱える《生きづらさ》を共に生き抜くヒントをさがします。

『もの想うこころ』村井雅美著
村井雅美 著

発行:木立の文庫

四六判変型上製
144ページ
2,200円+税
ISBN 978-4-909862-07-5

 
 


『からだの病いとこころの痛み』村井雅美著—同著者による関連書籍—
『からだの病いとこころの痛み』苦しみをめぐる精神分析的アプローチ

『もの想うこころ』の背景を読み解き
“苦しみ”への理解を進めて“悩める人”との深い触れあいへ導く、
「こころの手引書」


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からだの病いとこころの痛み

苦しみをめぐる精神分析的アプローチ

“四つの物語”にいくつかの補助線を引くことで、
不幸はどのようにしてこんがらがるのか?
そのもつれをどうほぐすか? という難問へのヒントを!
 

『からだの病いとこころの痛み』村井雅美著

 
村井雅美 著

発行:木立の文庫

A5判上製
248ページ
3,600円+税
ISBN 978-4-909862-06-8

 
 


『もの想うこころ』村井雅美著—同著者による関連書籍—
『もの想うこころ』生きづらさと共感 四つの物語

心理臨床の専門書とした『からだの病いとこころの痛み』から
そのエッセンスを抽出し、後半の四つの物語を
人間のドキュメンタリーとして描く


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公認心理師 実践ガイダンス 全4巻

全4巻そろって刊行!

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

養成カリキュラムに準拠 —- 資格取得後に必須となる「五分野」包括ポイント
知識より大切な実際のカギ —- 社会で役立つために「四業務」横断の広角ヴュー
現場直結の実践ケース検討 —- さまざまなシーンに応じて臨む“複眼”的スタンス

★各巻[理論編]従来の概論を超えて「各種現場にそった」アドバンスト講義
★各巻[実践編]“複数角度”から光をあてる「紙上スーパーヴィジョン」

公認心理師 実践ガイダンス 全4巻

野島一彦・岡村達也 監修

発行:木立の文庫

各巻:
A5判並製
平均168ページ
2,700円+税
★ webショップはこちら
(最寄りの書店・ネット書店に在庫がなくお急ぎの場合)

各巻のご案内

1.心理的アセスメント

橋本忠行・酒井佳永 編著

新井雅・菅野恵・小坂守孝・野田昌道 著

2.心理支援

小林孝雄・金子周平 編著

有村達之・井上直子・井上雅彦・内海新祐・奥田眞・神村栄一・工藤晋平・園田雅代・高橋美幸・竹田伸也・田村隆一・中島美鈴・永田忍・羽間京子・日高崇博・真澄徹・八巻甲一・山科満 著

3.家族関係・集団・地域社会

布柴靖枝・板東充彦 編著

上手幸治・北島歩美・坂中正義・坂本憲治・髙橋紀子・高松里・髙松真理・藤信子・前場康介・三谷聖也・向笠章子・村尾泰弘 著

4.心の健康教育

松本剛・宮崎圭子 編著

会田龍之介・伊東文ヱ・稲次一彦・井利由利・梅澤志乃・衞藤真子・寺戸武志・野田哲朗・樋口純一郎・丸山陽子・遊間義一 著

内容紹介
国家資格としてスタートした公認心理師制度。これが実社会のなかで効力を発揮するためには、養成カリキュラムで/を経たのちに、あるいは資格取得プロセスで/取得後に、いかにして「実社会でのニーズ」に即した“知”と“経験”を積み上げてゆくか? に懸かっています。そうした「実践知」蓄積の第一歩として、本シリーズは編さんされました。

実社会における“五つの分野”「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師〔創元社刊『公認心理師 分野別テキスト』全五巻などを参照〕には、“四つの役割”を果たすことが求められ、それが、ここに公刊される四巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。

複数の職種が連携し「実社会でのニーズ」に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? ――この四巻は、資格制度に組み込まれた“養成カリキュラム”に準じながら、これから公認心理師を目指す人/すでに活動している人に肝要な、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うために欠かせない「羅針盤」を提供します。

新しく出来た国家資格「公認心理師」制度。その養成カリキュラムに準じながら、公認心理師を目指す人/すでに活動している人に求められる、「実社会のニーズ」に応えるための知恵と経験則を、実践に即して提供します。

ページ見本

四つの巻を自在に往来するための道しるべとなる“クロス・レファレンス”が張り巡らされていて、マルチな角度から活動を点検できます。—-たとえば…《アセスメント》巻で出てきたこの心理検査法が《心理支援》ではどのように使われているのか? 《心の健康教育》ではどんな応用が可能なのか? というように、複眼視的に学ぶことができます。

随所にチェック・ポイント【現場への眼差】欄が設けられていて、机上での知識吸収に留まらない臨場感ある理解をお手伝いします。—-たとえば…「こんな場面で自分だったら…?」とか「こうした留意点は別場面でも…」というように、リアルにそしてアクティブに考えを広げることができます。ぜひ、独自のポイントを加えて講義でもお使いください。

ここがポイント
五つの分野「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師には四つの業務が求められ、 それがこの四つの巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。 複数職種が連携し“社会のニーズ”に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? この四巻は、公認心理師を目指す人/活動している人に、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うための「羅針盤」を提供します。

【監修者】
野島一彦
熊本県生まれ。九州大学教育学部卒業
九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学、博士(教育心理学)
跡見学園女子大学心理学部教授、九州大学名誉教授

岡村達也
新潟県生まれ。東京大学文学部卒業
東京大学大学院教育学研究科第1種博士課程中退
文教大学人間科学部教授

監修者「まえがき」より
2018年4月に公認心理師法に基づく公認心理師の養成がスタートした。……2018年は公認心理師の“現実化”元年と言ってもよかろう。ここに言う“現実化”とは、公的存在としての心理専門職の創出とその基盤となる法、公認心理師法の“実現”に続く段階として、その実体を確実に創出する道筋のことである。すなわち、「養成の充実」と「有為な公認心理師の輩出」、「職能団体の成熟」と「公認心理師の終わることのない技能の維持向上」を担保する道筋のことである。

この《公認心理師 実践ガイダンス》(全四巻)では、公認心理師カリキュラム等検討会『報告書』に準拠し、細かく丁寧に業務の方向性と内容を検討し、“四つの業務”について学べるようになっている。……読者には、これら編者ならびに執筆者とともに、あすの公認心理師の現実化へと歩を進められることを心から願っている。

執筆者からのメッセージ
▶“理論と実践のつながり”って、こういうことなんですね!
▶一人ひとりを大切にした心理的アセスメントの実践。
▶“多角的に見る”とはどういうことか? スローガンではなく「体感」で学べる類のないテキスト。
▶多くある公認心理師の本のなかで、本シリーズの意義、読めば実感できるはず!
▶事例をめぐる異種格闘技戦。
▶これまでこれだけオリエンテーションの違う臨床家が、これだけさまざまな領域の臨床ケースについて、同時にディスカッションしたことがあったろうか。
▶理論と実践は、このように結びつく。主要理論は支援の実際にどのように生かされるのか?
▶ひとつの“正しさ”を疑う人のために。
▶真に役に立つ公認心理師になるためのヒントが詰まっています。
▶知識の促成栽培ではない… この全四巻。
▶生まれたてなのに「リアルな公認心理師」がたっぷり詰まった一冊!
▶類書、無いのではないでしょうか。
▶公認心理師のテキスト、という位置づけを超えて、「臨床の本」として、存在感あると思います。
▶自らを俯瞰する視点を手に入れるために、格好の書です。
▶“心の健康教育”についてまとめられた本邦初の「理論と実践の融合図書」です。ぜひ、ご活用ください。
▶公認心理師が何をすべきか? の理念と実践が詰まった一冊です。
▶資格取得はスタートライン! 現場で求められるニーズと実践例を学べる本!四巻です。

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