新刊案内木立のブックス

公認心理師 実践ガイダンス 1.心理的アセスメント

保健医療|教育|福祉|司法・犯罪|産業・労働

社会の“五つの分野”で果たす“四つの役割”

1.心理的アセスメント

野島一彦・岡村達也 監修
橋本忠行・酒井佳永 編著
新井雅・菅野恵・小坂守孝・野田昌道 著

発行:木立の文庫
A5判 並製
184ページ
2,700円+税
ISBN 978-4-909862-02-0
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【理論篇】
第1章 心理的アセスメントの考え方
・心理的アセスメントのコア・コンピテンシープロセス—理解と支援をつなぐ生物心理社会モデル

第2章 相談・助言・指導などへの応用
・協働的/治療的なアセスメント
・情報の統合とケースフォーミュレーション
・「関与しながらの観察」と心理的アセスメント

【実践篇】
第1章 保健医療分野における心理的アセスメント
第2章 福祉分野におけるアセスメントと支援をつなぐ実践
第3章 教育分野におけるアセスメントの特徴と実践
第4章 司法・犯罪分野におけるアセスメントの実際
第5章 産業・労働分野におけるアセスメントの意義と実際

Vol.1 編者「あとがき」より
この四巻《公認心理師 実践ガイダンス》は「大学院後半のカリキュラム」を意識したものになっています。本書が大学院生にとって、①大学院での学びが現場での実践にどうつながるのかを理解できること、②さまざまな分野における心理的アセスメントのプロセスを具体的にイメージできること、③必ずしも一つの正解があるわけではない臨床実践のなかで「自分だったらどのようにするか」を考える練習ができることの助けになることを願っています。また大学院を修了し、現場に出始めたときや、ある分野から別の分野に転職するときなどにも、ぜひ活用していただきたければと思います。

……心理的アセスメントの実践には変わらないものもある……それは一人ひとりの違いを丁寧に理解し、思いやりをもって支援につなげる姿勢ではないでしょうか。
症状や行動など、人は表面に現れたものに目を奪われがちです。しかしながら同じような問題であっても、その背景にある心理は異なります。例えば……それぞれの理由に耳を傾け、個別的な事情を明らかにしていく。心理検査などの方法を用いることで、よりその人らしさを浮かび上がらせる。悪いことをする背景には、悲しみや寂しさの感情がある……。いわゆる「評価」ではなく、他者との比較でもなく、心理的アセスメントは対象としての個の「理解」を追求します。個人差への関心から始まった心理的アセスメントの、これからも変わらないところだと思います。

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