―― 三つの輪が重なって ――
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〈身になる〉禅のことば
- 柔軟心 その壱 身になる禅のことば 第1回 柔軟心(にゅうなんしん) その壱 藤田一照 私が禅に関して最も多くを学んでいるのは道元〔1200-1253年〕からです。その若き道元が「正法」を求めて渡った宋代の中国で運命的に出会い、この人こそ自分の「正師」だと確信したのは天童如浄〔1163-1228年〕という禅匠でした。道元が如浄に参師問法した記録と目さ…
みんなのひきこもり
- 突然の「みんなのひきこもり時代」到来? 世界的な英語辞典にも収められた ‘Hikikomori’ 九州大学病院精神科神経科の加藤隆弘先生は国際共同研究をつうじて “ひきこもり”の病態解明と新しい治療法開発をすすめています。 その専門家が「生物/心理/社会」諸面から踏み込んで 2019年9月26日にオンライン連載をスタートした《みんなのひきこもり》では 人にとっての“個”という課題について、みんなで考えましょう。 ――コロナ社会…
木立のカフェ
- まちかど学問のすゝめ 其の八(後編) 前回の「教養って…本当に必要?」の続きです。お客さまは前回と同じく深尾憲二朗さん。〇大きな革命を起こした「三つの思想」〇「ふたつの反知性主義」を見すえて、などなど、議論が深まっていきます。
いまここ日記
- 想定外の予定調和(2) [藤中隆久] カウンセリングには“医療”的な方向を向いているカウンセリングと“教育”的な方向を向いているカウンセリングがある。 “医療的”とは「再現可能性」を志向するもので、毎回おなじ結果に到達することができる方法論の確立を目指す。この場合の目指すべき結果はおおむね自明であり、例えば不登校ならば、クライエントが「学校に行く」というような結果だ。 …
リレーエッセイ「こころとからだの交差点」
- 第八話 身体との接点に浮かび上がるこころ 精神科医、内科医兼臨床心理士、そして文化人類学者の3人のリレーエッセイ第八話。前々回の文化人類学者からの問いに臨床心理学と内科学からの応答は……。